富山地方鉄道は2020年12月31日(木)大晦日の深夜、初詣に便利な臨時列車「開運号」を地鉄電車、市内電車および富山港線で運転することを発表しました。
地鉄電車の臨時列車は、立山線の電鉄富山駅〜岩峅寺駅間(寺田駅経由)と、不二越・上滝線の電鉄富山駅〜岩峅寺駅間(南富山駅経由)に運転されます。電鉄富山駅発は終電後0:50までに計5本、岩峅寺駅発は1:55までに計7本が運行され、岩峅寺駅から徒歩10分の場所にある「雄山神社 前立社壇」の初詣に便利なダイヤとなっています。
市内電車の南富山駅前停留所〜富山大学前停留所間には、終電後2時頃までに約30分間隔で臨時列車が運転されます。2020年3月21日に富山駅南北の路面電車が接続され、一体運行されるようになって初めての年末年始を迎える富山港線にも臨時列車が設定されます。岩瀬浜駅から富山駅停留所を経由して市内電車環状線に入り、中心市街地を一周して岩瀬浜駅に戻るルートで、終電後2時頃まで約30分間隔で運転されます。
富山地方鉄道では、クリスマスや初詣、初売りなどへのお出かけに便利な「年末年始ふりーきっぷ」を発売しています。地鉄電車と市内電車、路線バス(高速バス、コミュニティバス等を除く)が連続7日間乗り放題となるおトクなきっぷで、お値段は大人用2,600円、子ども用が1,300円です。大晦日の臨時列車「開運号」にも乗車できます。
発売期間は2020年12月10(木)〜2021年1月9日(土)までで、地鉄電車主要駅、乗車券センター、各バス営業所などの発売所のほか、地鉄電車・市内線の車内でも購入ができます。利用できるのは2020年12月20日(日)〜2021年1月9日(土)までのうち、連続する7日間となります。